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ここはTW2「シルバーレイン」のキャラである、神崎士郎のマイペースなブログです。
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面白そうなバトンを持ってきました!
紅蓮館のみんながやっているようだったから、俺もやってみようと思うよ。
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いやー、なんだか照れちゃうね。
恥ずかしいから続きは隠すよ。

上空の真っ黒なキャンバスに散りばめられた、無数の星達。
静寂に包まれた夜の丘には、虫達のコーラスが響き秋の訪れを告げている。

しかし、丘の向こうの町並みから、異形の気配がひしひしとこの丘まで伝わってくる。
そう、私と同じ生を持たぬ者。魂の循環からはぐれた者。
彼らの放つ重々しい空気がこの周辺を覆いつくし、明日大きな戦いがあるということをしっかりと感じさせる。

「ふぁぁぁ~…」

ふと、そんな空気をまったく感じさせない、気の抜けた声が聞こえてくる。
それは、私の隣で寝そべっている少年のものだ。
私が彼に視線を向けると、少年はもう一度大きくあくびをし、のんびりと口を開く。

「綺麗な星空だよなぁ」

そう言われて、私も再び空を見上げる。
そこには、眼下に広がる死地とはまったく無縁の美しい世界が広がっている。

「あの町の住人も、既に何人か星になっちゃったんだよな」

彼が運命予報士から聞いた話によれば、今回の戦場になる町では既に死霊達の手により、何人も犠牲が出てしまっているらしい。
その話を聞かされたときの少年の表情は、いつもとおり何を考えているか分からないとぼけた表情だった。

しかし、私には解る。
彼の瞳が普段と違うことに。
彼の心が業火の様な怒りに包まれていることを。

おそらくは、今でも彼は表面上はいつもと同じだが、中身は大火事になっていることだろう。
そんな心は解っているから、私は彼の肩をポンと叩く。
すると、少年は私に視線を移し、やがてゆっくりと起き上がる。

「ありがとう、ぷぅ。力を更なる力で持って抑えても、負の連鎖しか生まれない。だから、戦争は嫌いなんだ」

再び空を見上げながら、少年は続ける。

「でも、これを放っておいたら、更なる犠牲が出る。そして、儀式が成功してしまうと、文曲が悲しむ。両方とも好ましいことじゃないな」

俺もまだまだ未熟だなー、と自嘲しながら少年は立ち上がり、ズボンに付いた草を掃う。
私は、今学園に居る妖狐のことは良く分からないが、彼が仲間だというのなら仲間なのだろう。
そして、彼が仲間の為に戦うというのなら、私は彼のために戦う。
それが、この私がここにいる理由だから。

「よし!んじゃ、ホテルに戻って寝よう。明日は早いぞ」

私の頭を撫で、少年は丘を立ち去る。

全ては明日のうちに決まる。
今回も当然。
例外はなく生き残る。
いや、彼は生き残させる。
また、変わりない日常を送る為に。

私はそう固く決意し、彼のイグニッションカードの中へと静かに帰って行った。

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プロフィール
HN:
神崎・士郎
性別:
男性
職業:
本業:霊媒師
自己紹介:
緩くてマイペースな高校2年生。
のんびりしているようだけど、割とSっ気とかあるらしい(某氏談)
あと、ロリコンじゃあない。断じて違う。

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 このブログに掲載されている諸作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
 イラストの使用権は作品を発注した神崎・士郎に、著作権は各イラストマスター様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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